2016年4月3日日曜日

漫画メイキング


昨日いきなり冷え込みましたね…。
さむい。



漫画のメイキングです

続きは折りたたみから














⑦ペン入れ



同時に黒い部分も塗ってしまいます



一コマ完成





上記の書き込みを何度か繰り返して


1ページ完成です。







と、大体そんな感じで作業しています。









さらに下記にて、初期プロット(ラフを描く時に使ったもの)と
最終プロット(実際に漫画として台詞を並べてみて、修正を行ったもの)を
貼り付けています。語感や前後の文章の様子を見ながら適宜適当に修正しています。
比較難しいと思いますが、参考…?までに。






=============================
初期プロット


「ああ、なくしてしまったのですか。
 貴重な材料に我々神使いが洗礼を施し印を込めた霹靂珠をなくしてしまったのですか。
 いやはや昔はこんな便利なものは無かったと言うに、
 その便利さにかまけて今の者はこの貴重さを軽んじているのでしょうか。
 なんと悲しいことでしょう。ああ言い訳は聞きたくはありません。
 これ以上何かを言うつもりなら怨敵の首を献上して詫びろ。鳴神の子」

==

「堕落者ですか?僕が致しましたよ」

==
進軍前
期前陣地にて

この度、
新天地遠征に
ご同行される
こととなった
鳴神大社宮司
マガトガ殿です。

祭事で会うた事がある人も
おるんやないかな

ご同行というても
普段は大社にいるのを
式神を通して時折来られる
だけなので、進軍に参加
される訳とは違います

万が一ではありますが、
ハタダマを紛失したものが
居た場合大社側でそれを
察知し、届けてくださる
そうです。
そうならないようくれぐれも
注意して行動してください…

これうちが
言ってええんか…

;にこにこ

……

==

ああ霹靂珠をなくして
しまったのですか。
貴重な材料に
我々神使いが
洗礼を施し印を
込めた霹靂珠を
なくして
しまったのですか。

いやはや昔は
こんな便利な
ものは無かったと
言うに、その便利さに
かまけて今の者は
この貴重さを
軽んじているの
でしょうか。
なんと悲しい
ことでしょう。
先人が堕落逃れのために
作ったものがまさか
今の者の精神を正に
堕落させていたと
いうのでしょうか。
ああ言い訳は
聞きたくはない。
これ以上何かを
言うつもりなら
怨敵の首
献上して詫びろ。
代役頭目

ハイ…
きっっっっっっつ

なんでこんな
阿呆みたいに
ガキに怒られな
あかんの…

そらウチが
ハタダマ
盗られたんが
悪いけど

しかし
そうだな

同じ手を
食らうのは
君も面倒でしょう

古来霹靂降ろしの祝詞でも
教えてあげましょうか

…ええかげんに
して下さい
マガトガ宮司

それによる霹靂化暴走の
堕落を防ぐために
ハタダマを作ったんは
隊長から聞いてます

ウチの隊員に
余計な事
喋った時はそん首

落としますえ

…是非
そうして下さい。

まあ
教えなくとも
いざとなれば
君たちは
使徒となれましょう



霹靂の祝詞は
君たちの血が
知っている

怒りの底に
我が神は
おわすのですよ

いかにせよ

せいぜい
そのまま

この首のように
堕ちぬように
して下さい


==


我が神
鳴神の大社の宮司
もとい――
災厄を司る
鳴神眷属神
マガトガと
申します。

新天地では
どうぞよろしく。
鳴神の子らよ


怒るとややこいんで
皆なくさん方がええよ

相当絞られたなこりゃ…






=============================
最終プロット



「犬畜生が触れていいものと思うなよ」
「首輪がないなら首もいらないだろう?犬畜生が」


「堕落者ですか?僕が致しましたよ」

==
――進軍前、
期前陣地にて
キゼン

この度、
新天地遠征に
ご同行される
こととなった
鳴神大社宮司
マガトガ殿です。

祭事で会うた事がある人も
おるんやないかな

ご同行というても
普段は大社にいるのを
式神を通して時折来られる
だけなので、進軍に参加
される訳とは違います

万が一ではありますが、
ハタダマを紛失したものが
居た場合大社側でそれを
察知し、届けてくださる
そうです。
そうならないようくれぐれも
注意して行動してください…

これうちが
言ってええんか…

;にこにこ

……

※宮司…神社で一番偉い神職

==

ああ霹靂珠をなくして
しまったのですか。
貴重な材料に
我々神使いが
洗礼を施し印を
込めた霹靂珠を
なくして
しまったのですか。


いやはや昔は
こんな便利な
ものは無かったと
言うに、その便利さに
かまけて今の者は
この貴重さを
軽んじているの
でしょうか。
なんと悲しい
ことでしょう。
先人が堕落逃れのために
作ったものがまさか
今の者の精神を正に
堕落させていたと
いうのでしょうか。
先んじて言いいますが
言い訳は聞きたく
ありません。
これ以上何かを
言うつもりなら
怨敵の首
献上して詫びろ。
代役頭目

きッッッッつ

なんでこんな
阿呆みたいに
クソガキ様に怒られな
あかんの…

班長やから?

隊長とか
大江はんって
こないな小言の
フルコース
もろたり
してんの…?

ツラない?

歓談は
さておき

歓談?

厄介ですねえ
同じ手を
食らうのは

手始めに
僕の呪を
霹靂珠に込めて
おきましたが

それでは
心もと
ないな…

そうだ

君達には…
古来鳴神降ろしの
祝詞を教えて
差しあげましょうか

―――
ええかげんに
して下さい

宮司殿

高度詠唱による
霹靂化暴走の
堕落を防ぐために
ハタダマを
作ったんは
隊長から聞いて
知ってます
これ

…居合言うんは
本来座ったままで
仕留める一刀
でしてなぁ

仲間に余計なもん
吹き込むなら
そん首

うちが
落とさせて
もらいます

是非
そうして
下さい

とは言えども

いざがくれば
鬼達は、そんな
ものさえ必要とは
しませんがね



神の道は
鬼の血が
知っている


祝詞という、
道標さえ
必要としない
あの道は

感情の底に
こびりつき
激情を
待っている

せいぜい
気をつけなさい

底から
この首の如く
おちぬように




==

主、鳴神の
大社の宮司
もとい――

災厄を司る
鳴神眷属神

名を
マガトガと
申します。


新天地では
どうぞ
よろしく。

鳴神の
子らよ


怒ると
ややこいんで
皆ハタダマ
大事にした方が
ええよ…

相当絞られ
たんだな…